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2016年

■QMF2016 吉松幸四郎監督作品YCAM上映会『世界樹の見る夢 ― ユグドラシル ―』■
YVECのリンク先でもある「QMF」さんの山口市での上映会(3作品の上映)。YVECは主にチラシ配布・広報(マスコミ連絡等)を協力。

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YCAMでの上映会も珍しく、 監督の吉松幸四郎さんは山口市出身で今は広島で活動。山口が舞台の作品もあり。

「QMF」は1982年からは広島を拠点として自主映画の制作を活発に行なう団体。
1999年『M/OTHER』で第52回カンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞した諏訪 敦彦(すわ のぶひろ)監督も同団体の出身で す。

吉松幸四郎(映画作家)<プロフィール>
広島市内にて映画制作と自主上映活動(区民センターなど)
広島市現代美術館2007年公募展入選&作品上映。
広島市映像文化ライブラリー企画上映会に毎年参加。

<主な作品履歴>
2000年度作品「左耳の精霊」(68min.)
(2001年度プラネット映画祭入選・
2001年度みちのく国際ミステリー映画祭
角川オフシアターコンペティション優秀作品・
SKY PerfecTV! ミステリチャンネルにて放映)
2002年度作品「chocolate@fish」(28min.)
(12の眼シネマオールナイトBOX東中野にて上映)
2002年度作品「神舞の島」(66min.)
(広島平和映画祭プレイベントにて上映)
2004年度作品「dead track(廃線路)」(20min.)
(東区民文化センター開催アクースモニウムイベントにて上映)
2008年度作品「手紙」(5min.)
(新県美展入選・尾道ケーブルTV放映・ダマー映画祭プレ上映)
2014年「風の名前」(13min.)
(第5回 O!!iDO短編映画祭入選ノミネート)

【日時】
2016年1月30日(土)19時~
※上映時間トータル115分

<上映作品>
『風の名前』(13分・尾道ロケ)

『虹の街』(27分・湯田温泉ロケ)
山口市湯田温泉をロケーションに「虹」の連想から
「橋」をモチーフに物語を作ってみました。

『世界樹の見る夢 ― ユグドラシル ―』(75分・広島ロケ)

【会場】
山口情報芸術センター(YCAM)
山口県山口市 中園町7-7 TEL 083-901-2222
※上映終了後、キャスト・監督による舞台挨拶アフタートークあり

【入場料】
900円(前売り・当日とも)

 

2017年

■ 文芸山口『お骨の鉢植え』上映会 ■
上映日時:平成29年12月23日(土・祝日)13:00~14:30
場  所:クリエイティブスペースあかれんが

「お骨の鉢植え」チラシ

この自主製作映画「お骨の鉢植え」は、文芸山口六十周年記念事業の一つとして2016年10月に企画されました。原作は文芸誌掲載の中編小説で、舞台は尾道。今は亡き母親の法要と墓移しを巡る兄弟の確執の物語です。良い作品は読みながら映像が頭に浮かびます。この物語を何とか妹の一人称目線で映像化してみたいと思い、この企画になりました。可能な限り妹目線でのリアルな映像化を目指し、舞台が尾道であるのにロケ地は山口ですから決して山口ということをわからせないようにする、ということを主眼に取り組みました。スタッフ、キャストはほぼ文芸山口の関係者という素人集団です。そんな素人集団(といってもスタッフ、キャスト兼用で8名にすぎませんが)で、とりあえずなんとかなるだろうとスタートしました。「経験なし」「予算なし」で。制作の基幹となる撮影、編集、録音は山大の映像制作サークル「ロイヤルミルクティ」にお願いしました。低予算での契約で。代表は「ああ、一人称ですか、専用カメラがあるから大丈夫ですよ」と心強い発言。でも、ここでもう少し考えてみるべきだったのですが・・・。脚本を仕上げ、ロケ地も一応決めて、8名が一堂に会したのは2017年1月の終わりでした。

スタッフ、キャストは当然ボランティア。さらに主役級の二人は仕事があって、土日しか投資稽古はできません。それゆえに映像制作以前の色んなトラブル、アクシデント続きの制作でした。

〇本読みの最中に主役の妹役のキャストが、「私にはムリ」とリタイアしました。

〇ロケ地農家のリフォームが大変でした。監督夫婦、主役のキャスト三人で何とか室内の整備は終えましたが、残っていた家具の移動や掃除は業者に頼まざるを得ずに三万の経費が発生しました。

〇ほぼたち稽古も終わりになって、劇中の老婆役のキャストが足を痛めてリタイアしました。脚本の変更です。

〇何とかカメリハに辿り着いた当日、台風の襲来です。無理やり決行しましたが、主人公の頭に取り付けたカメラが少し動くたびに映像がぶれて船酔いになりそうです。急きょハンディカメラでの撮影に切り替えることになりました。

〇九月に入っての撮影予定が二日、台風の襲来で流れました。

〇すべてのシーンを色々と不満を残しながらもなんとか撮り終えてからの編集が、さらに大仕事でした。担当の学生は卒論と就職で大忙しです。そんな中、仮仕上げのDVDをチェックしても修正に修正を重ねなくてはなりません。何度学生の下宿と我が家を往復したことでしょう。何とかそこそこ観られるように仕上がったのは上映会間近の12月半ばでした。

今、振り返ってみれば、監督としての私の実際にしたことは殆どが雑用に近いことばかりでした。稽古場の手配、食事、飲み物の準備、メイクアップ用品の買い出し、キャストのスケジュール調整、ロケ地農家探しとそのリフォーム、人骨代用としての豚の骨の火葬の為にペット葬祭場に走ったり、キャストの不満を宥めたり。

ただ、そうしたことがあって漸く、映画のような作品としてとりあえず完成して上映会にこぎつけられたのです。そんな風にして出来上がった、いささか気恥ずかしくなるような映画ではあります。然し乍ら、あれだけのいわばドタバタを乗り越えての作品だけに、それ故の愛着も感じています。

少しでも観られた方々に当初の私たちの思いが少しでも伝わればと思っています。

原作 矢和田高彦(文芸山口同人)「鉢の骨」
演出補 はたのまゆ(文芸山口)
鈴木隆夫(ミュージシャン)
服部恵子(文芸山口)
映画音楽 いとうたつお

主題歌 「アジサイの花が咲いたよ」
作詞 属識身 作曲 いとうたつお
歌 寺山美里

キャスト
秋恵:はたのまゆ(文芸山口)
敬造:鈴木隆夫(ミュージシャン)
義姉:服部恵子(文芸山口)
秋恵の夫:宮崎マモル(文芸山口)
浄光寺様:兼重元(文芸山口)
寿人おじさん:八幡孝彦(文芸山口)
エキストラ:浜崎勢津子(文芸山口事務局長)古賀武陽(文芸山口)樋口かずみ(文芸山口)河野洋子(文芸山口)奥村安可(カメラマン)

撮影・録音・編集 宮本健(ロイヤルミルクティー)
脚本・演出・監督 属識身(文芸山口)
主催・制作 文芸山口(山口県文芸懇話会)
後援:山口市
助成:山口メセナ倶楽部

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