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2001年

1993年から1998年の6年間を通して、川手敦夫監督は制作総指揮という立場で高校生の監督作品を陰でバックアップし、高校生のコンテストでは計11 回、全国大会上位入賞に導いたが、その後過去の作品の再編集も一段落した事から、再び自らの監督作品を制作し始めた。
代表作は、

「 XI 」(イレブン) [ 1999年 / 内容 : ホラー]

「まかせなさい」 [2001年 / 内容 : 学園ドラマ]

「おじいちゃんの逝った夏」 [2001年 : ファンタジー]

『XI(イレブン)』

(1999年) 監督:川手敦夫
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『まかせなさいっ』
(2001年) 監督:川手敦夫
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『おじいちゃんの逝った夏』

(2001年) 監督:川手敦夫
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特に、「おじいちゃんの逝った夏」は、死後の世界や肉親との愛を描いた「青幻宮」「赤い扉」の流れの延長にあり、CGや合成、モーフィング処理等をふんだんに盛り込んだファンタジー作品である。また、「 XI 」等で試みられた、弾着を使用したガンアクションも、更に過激に取り込み、文字どうり、川手敦夫監督の集大成的作品となった。
ガバック


内田探偵事務所(2’43)

監督:内山一義 出演:内山一義、田中美智子
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どんな仕事でも引受ける”内田探偵事務所”しかし、仕事はまるで無し。そんなある日、仕事の依頼に来た”人物?”がいた。姿の見えない人物、それは、紛れもない女性の幽霊だった。
内山・田中の名コンビが贈る、短編集の第2弾は未完成のまま、作品として仕上がったが、いまいちよくわからない。

『Gentle Rain』(8’14)
監督:Pichon 出演:藤井みほ子、優敬
gentlerain
入院中の北村は、寂びしさを紛らわす為に1年前から知らない誰かとメールをしていたが、自分の姿を偽っていた。北村が自分の死期を悟った時、メールの相手に本当の事を話す決意をするが、その相手とは・・・
過酷な撮影状況の中で、意外とまとまった作品に仕上がった。雨中の撮影の時はライトを用意しましょう。

『RETURN OF THE FARIY』
監督:YOSHIZO- 出演:蒲牟田栄子、藤井みほ子、小橋竜
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“難事件を一夜で解決”伝説のウーマンポリス。前作「ONE NIGHT FAIRY」の第2弾。今回は、巨大組織に立ち向かう。主人公のセナは”ジャパン・シークレット・ポリス”通称JSPの腕利き刑事。
巨大組織の支配者は、驚くべきことに、セナの同僚”イヴ”だった。セナの運命は・・・。
ブラボー!!ワンダフォー!!これ以上の賛美は次回まで置いておこう。
今作品では、久しぶりにロケを敢行。制作費もかかってます。シリーズ3部作へ続く。

2002年
『瞳を閉じて』
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2002年の川手作品は、「ゆかいな仲間」のような座敷わらしが再び登場する「瞳を閉じて」!
湖畔を舞台に、幼い頃母親に捨てられたと思っている主人公が、精霊たちの助けをかり、母への愛情を取り戻すまでのお話。-親子の愛- という、1作目から一貫したテーマですが、「これが私の世界!」と、ここは開き直りましょう(監督談)。

2003年
『黄昏』
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2003年の川手監督作品は、「おじいちゃんの逝った夏」や「瞳を閉じて」などの流れをくむ、家族愛をテーマにした「黄昏」をリリース。
それぞれの過去を引きずった5人が、偶然にも湖畔に集まり、トンネルを越えるとそこは…という設定。
今回は過去を語る5人の内ひとりにヤクザがいるという設定になっており、回想の銃撃シーンにはYVECが全面協力。悪役にも山口を代表する劇団「劇団!ラリパッパーダンサーズ」より内山就隆を迎え、弾着による壮絶シーンを再現!
崖崩れにより、現場に近寄れなくなったため、一部台本の変更を余儀なくされたり、ロケ地がなかなか決まらなかったりと難産ではあったが、この年の暮にやっと完成にこぎつけた。
今回は子役も重要な役どころだが、その名演も見所のひとつであり、ステディカムを使った滑らかな移動撮影も効果をあげている。
暗い重苦しい物語ではあるが、ラストは感動的な後味の良い作品に仕上がっている。

■YVEC会員習作■
「金魚の秘密」
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世界征服を企む首領とコスラーはまず手始めに銃を入手。
試し撃ちを試みるがそこに金魚登場ぉ~!
金魚は結構良いやつさ…
金魚から無敵金魚に変身するシーン初公開!!

■YVEC会員習作■
「暗黒団は突然に」
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暗黒団結成に至る首領とコスラーの出会い・・・
2人の間に一体何があったのか?!
いつもと違う2人の表情、必見です!(笑)

2004年
『青幻宮』
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1992 年に制作された川手監督再大規模の3時間の長編「青幻宮」はその後、2時間の短縮版等も発表されてきたが、カットされた各エピソードの復活を望む声に応え て、制作から12年目にして再度編集。画像・音声共に更に手を加えてこれぞ決定版と言える2時間40分のファイナルバージョンをリリース!

『あの頃・・・』
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「赤い扉」以降、実に10年ぶりとなる長編大作「あの頃…」( 1 時間47分)を完成させた。

今は都会で暮らす中年のオヤジが衝動的に生まれ故郷に旅をするが、その地で30年も前に別れ別れになった友との謎が解ける…。というストーリー。回想シー ンが 1969 年? 1972 年ということもあり、当時のレトログッズが多数登場したり、(アポロ11号の月面着陸)や(ビートルズの解散)、といった当時のトピックおよび、当時のテ レビや映画の話題などもストーリーにからみながら昭和という時代に青春時代を過ごした世代には思わず懐かしくて胸熱くなる作品を目指している。そして、驚 きのラストは…それは観てのお楽しみ。

昔の幼馴染みが特殊な能力(予知能力)を持っていたり…と、ミステリアスな展開は、以前の川手作品を継承しており(「青幻宮」の時ように、今回は実在した 予知能力者の事を充分研究した上で台本を仕上げている)、オレンジを基調としたレトロな色彩は、今までの作品以上に鮮やかである。

また、今回はプログレッシブのシネサイズでの撮影という、今までとは違いより映画的な作品に仕上がっている。しかし、何と言っても今回の最大の特徴は、島 根県益田市の大浜漁港という絶景のロケーションにある。日本人のもつ共通の古里の風景がそこにはあり、観る者のそれぞれの「あの頃…」を触発し、誰もがそ れぞれ自分自信の昔を、懐かしく感じる事ができるはずである。

3人の若者の、とってもレトロでとっても切ない物語…。川手監督自身にとっても「今まで作った中で最も好きな作品」となった。

2005年
「Sheep Rockets 30」
「Sheep Rockets 30」とは、京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)映像コー ス第16期のメンバー新垣亘洋、児玉一成、伊藤比咲子の3人で結成され、後に児玉の誘いで浜田俊輔をメンバーに加えた自主映画制作ユニットである。結成の 目的は、個々の作品制作を様々な面でお互いにサポートしながら、年に1本のペースで新作を制作、全員の新作が完成した段階で上映会を催す目的で結成され た。

第1回目の上映会を結成した京都で成功させたメンバーは、第2回目となる上映会の会場に創設メンバーの1人である児玉一成の出身 地・山口を選んだ。タイミ ング良く山口情報芸術センター主催の“市民の企画”公募と重なった事により、 山口情報芸術センター・スタジオCでの開催が実現した。

Sheep Rockets 30 Movie Show!
2005年2月5日(土)11:00/15:00    2月6日(日)11:00/15:00
(両日とも、午後の回(15:00)終了後に監督4人とのトーク・ショーを行いました)
山口情報芸術センター スタジオC 入場無料
主催 山口情報芸術センター 山口情報芸術センター市民委員会 Sheep Rockets 30

チラシ画像
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新垣亘洋作品『理容師』10min.
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あらすじ:理容師の男の個人的妄想、記憶を現す実験映像。

伊藤比咲子作品『てげてげ』20min.
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あらすじ:奄美大島という南の島で繰り広げられる物語、忙しい生活を送らざるおえない現代人に送るメッセージ。

浜田俊輔作品『旅色』22min
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あらすじ:画家の友人を訪ね、沖縄にやってきた理由はたくさんあった。
三年前彼に必ず訪ねると約束していたし、今の私自身の問題もあった。
もうすぐ地元の新潟で個展を控えていた彼に、制作風景や普段の生活を撮影してほしいと依頼されたのも理由の一つだったと思う。
だが、今はもうそんなことはどうでもよくなってきている。
ここでいろいろな出会いを経験した。
特に大家の娘秋菜と、学校の教え子たちを忘れることはないと思う。
旅を主題にしたドキュメンタリー作品。

児玉一成作品『虚ろな水-Water of the MIYABE clan.-』35min.
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あらすじ:生まれつき特殊な能力を持つ青年・白神は、彼の能力を利用し、学会への復帰を目論む元精神科医の神崎と共に山奥に籠って暮らしていた。
そんなある朝、両親を惨殺した女子高生の行方を探るよう警察からの依頼が秘密裏に届く。加害者の宮部恭子を探る白神だったが、彼女と白神には意外な共通点があった…。


■精霊のいた夏■
監督:後藤優子
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監督第1作「脱皮」で衝撃?のデビューをした期待の新人、後藤優子監督の第2作目。
前回同様、川手敦夫監督とのコラボであるが、川手監督が制作総指揮を務めるだけでなく、脚色、撮影、編集を担当しているのに加え、「あの頃…」のセットを そっくり使用して撮影されているために、「あの頃…」の姉妹 編のような雰囲気を漂わしている。萩の風景を舞台に繰り広げられるファンタジーであり、猫を使った難しい撮影にもチャレンジしている。後藤監督による女性 らしい演出と川手監督による「あの頃…」を連想させるオレ ンジを基調にした色彩と風景の合成が見事に合体し、情感豊かな作品に仕上がった。特に寺院の階段での別れのシーンは、花火の美しさと切ないストーリーが交 差する最大の見せ場。
川手監督としては、「あの頃…」に続く、実質的な次回作である。前回引退を表明した川手監督であるが、新人とのコラボ レーションという新しい境地への第一歩を踏み出した事になる。 後藤監督はすでに次回作に取り掛かっており、後継者の育成という次のプロジェクトが動きだした。


■フラワー戦士ハナセイバー■
34分 監督ひら、脚本ひら&ひらたま
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宇宙から、花が嫌いなダーク・キルが、地球の花を滅ぼそうとやってきた。
バラを作っている青年、薔薇崎リョウは、4人の仲間とともに、伝説の「光 合成サイクロンベルト」で「フラワー戦士ハナセイバー」に変身し、立ち向かう。ゴ レンジャーや仮面ライダーをパクったヒーロー物で、子供にはかっこよく、大人にはつっこめる笑いを狙った脱力系お馬鹿映画。

2005年7月20日完成
HPにてストリーミング配信公開、同年11月26-27日「下関花まつり」にて上映。キャラクターはマスコミにも露出し、花の消費拡大に一役買っている。

自主ビデオ映画「フラワー戦士ハナセイバー」は花の消費宣伝を目的にして、下関花卉(かき)園芸農協青年部が制作しました。青年部は花の若手農家の部会で19名在籍しています。

花の栽培技術向上、情報交換、研修視察、消費宣伝など幅広く活動しています。
出演者は青年部員のほか下関花卉農協、花市場関係者、県農林事務所などの素人。当時、青年部部長であった「ひら(平田良美)」と「ひらたま(昌枝)」夫婦が主宰する「ひらっちゃんビデオ」が全面協力した。

「ひらっちゃんビデオ」は平成5年「オセロ~舞の挑戦」より活動。平成6年「オセロ~あんちゃんの秘密」、平成7年「オセロ3完結編~さらばさらば柴門暁 に死す!?」、平成11年「ピンポン~信子の挑戦」、平成16年「時空忍者飛竜」を制作。(いずれもパロディ作品) 6作目にあたる「フラワー戦士ハナセ イバー」は初の一般公開作品。また、撮影に協力してくれるスタッフ「ひら劇団員」も増えていて、現在登録は50名くらい。インターネットを通じて知り合っ たネット友達(顔を知らない人もいる)や大学時代の友人など全国にスタッフがいるのも特徴。

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